それは私が体験した話である。

ある日の夜、人気の無い道を歩いていたすると、うしろから「おーーーーい」「おーーーーい」と男の低い声がきこえてきた。

それもだんだん近づいてきてる。
でも後ろを見ても誰もいない。

怖い。

そう思った私は自宅のアパートまで走った。

私の部屋の番号は202号室だ。
家に帰って一安心したのか、不意に窓の下を覗くと足の無い幽霊が地面を這っている。

びっくりした私は声を出してしまった。
するとこっちを睨んで階段を登ってきた。

「どんっどんっ」とドアを叩いている

「あけろぉぉぉぉぉぉ」

しばらくしてそっとドアの外を見たら誰もいない。

安心してドアの鍵を閉めた。

後ろを振り返ると足の無い男がいた。
そこからのことは覚えてない。

気をつけて。
この話を見たひとは夜は気を付けて…。

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