これは、私達が体験した本当のお話です
その日は、冬の大晦日の日でした。
その日、私(なつき)は友達の咲とこうと正樹と公園で遊んでいました
午前中から遊んでいてあっという間に
午後六時になり
私 「そろそろ暗いから帰ろうかな?」

咲 「そうだね。こうと正樹は
どうする?」

こう 「えっーまだみんなで遊ぼうよ〜せっかくの冬休みじゃんか?」

正樹 「それもそうだな・・」

女子 「えっー」

こう 「それをなんとかお願い」

咲 「どうする?なつき」

私 「うん、別にいっか冬休みだもん
ね」

こう 「やった〜じゃあさ、これから
夜景の綺麗なところに行こよ!」

正樹 「どこだよーそんなとこあんの
か?」

こう 「あるよ・僕に着いてきて!」

咲 「仕方ないな、これだからこうは」

こう 「じゃあ出発!」

しぶしぶ、こう以外のメンバーは、
こうに着いて行くことにしました。
あたりも暗くなり薄暗くなって来ました、

咲 「ねぇまだなの?」
こう 「あとちょっとだよー」
咲 ……
正樹 「もう歩き疲れたな」
私 「私も」
こう 「もうすぐたよ、到着!!森!
って行ってもこれから坂登らない
と行けないけどね…」
咲 「最悪…」
私 ………
正樹 「まじかよ…」

とみんなの疲れ果てた声が飛び交うなか
こうは黙って持っていた懐中電灯でさっさと行ってしまった

正樹 「おぃ待てよー」
女子 (はぁー)
とつられてみんなは、こうの後ろに着いて
行った……
こうは、るんるんと楽しそうに先頭を歩いていた、
森は暗くて竹やぶが重なってるところを
歩いていた
10分歩いたときだろうか……

咲 キャーと咲の声が響いた
竹やぶの竹に赤い血のような数字が書かれていた
私 「なにこれ……」
正樹 「なんだこれ……」
こう 「大丈夫だよ、ただのペンキだよ
」と冗談のように明るくこうは言った
そうかな……と咲は泣きそうな声で囁いた

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