小学生のときじーちゃんばーちゃんの家に毎日のように行ってたんだけど、母親は車を横付けしてた。
じーちゃん家の犬とうちの犬を散歩に連れてった帰りのこと。
もうすぐでじーちゃん家につくってときに、ふと母親の車を見たら、
背の高いベージュのロングコートを着た女の人が助手席をじーっと突っ立って見てた。
昔から霊感強くてよく見えてから一瞬で霊だって分かったんで母親を大声で呼んだ。
出てきてすぐまた車を見るともう居なくなってて、
必死で説明したけど、
あーはいはい!いないから大丈夫!
とあしらわれた。
しょっちゅうだったから母親も慣れてたんだと思う。
それで終わったんだけど10年後くらいにこの話を母親と話たとき言われた。
「あの時ね怖がらせないように軽くあしらったんだけど、ばーちゃんに話したら
ばーも見たよって言われたんだよね。」