怖のトドメかと思いました。

その後は特に何事もなく、彼の首の赤みも長引くことなく消え、そしてその彼ともほどなくしてお別れしました。
例のホテルは、そういった現象のせいか経営難か、原因はわかりませんがいつの間にか閉業したようで気づいた時には雑草の生い茂る更地になっていました。

霊感がない私は、今でも夢か現実か、あの出来事が何だったのかわかりません。
あれ以来霊現象のような不思議な体験もしていません。
文章にすると微妙に長い割に怖くないですが、私にとっては恐怖の体験でした。
お読みいただきありがとうございました。

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