これは僕が数年前に経験した事です。
高校初めての夏休みが始まり友達と海に行ったり祭りに行ったり満喫していました。でも夏期講習がほぼ毎日のようにあり夜7時〜9時まで塾で勉強するので少し疲れが溜まってました。
ある日の夜、いつも通り塾に行き友達と帰ってると友達が急に「今からさあ肝試ししようぜ笑」と言いました。メールを使って友達を誘ったものの結局3人でやる事になりました。場所は塾の帰り道にある神社でする事になりました。子供の頃から祭りなどでこの神社に来たことが多々ありました。外からは境内は見えず木が多くて神社全体があまり見えませんでした。そして自転車を止めて肝試しの順番を決めました。僕は2番目でした。ルールは神社からちょっとそれた所にある少し大きい祠まで行ってちゃんと行ったという証拠になりそうな物を持って来るという特に変わった事はない普通の肝試しでした。そして1番目のやつが行き、僕が行き、3番目のやつが階段を登って見えなくなった所で急に1番目のやつが「やべえ!俺そういえば今日の11時に車で京都に行くんだった!悪い帰るわ。じゃあな」と言って帰りました。そして3番目が帰ってくるのを1人待っていた訳ですが、3番目のやつがやけに長いなと思って時計を見たら9時40分位で「そろそろ帰んないと補導されちゃう」と思い呼びに行きました。そして境内にたどり着いた時祠の方に人が見えて「あいつビビってんか笑」と思い祠に向かいました。僕はそいつを驚かしてやろうと道をそれて木の陰に隠れましたそして「どれどれ笑」と思いながら祠を見ました。その瞬間僕は驚きましました。そこにいたのは白い服を着た女の人だったんです。僕は最初「は?あいつは?」と思い辺りを見回した。でもどこにもいない。そして僕はこの女性はなんでここにいるのか疑問になり木の陰からだとバレそうなので岩に登って上から見る事にしましたすると女性は何か持ってる事に気付きました。それを見て僕はゾッとしました。なんと出刃包丁と藁人形を持っていたんです。もしかしてこれって丑の刻参り?と頭の中が少しパニックになっていると藁人形をさっき自分が隠れていた木に手で抑えて首を出刃包丁で思いっ切りスパンと刎ねました。「嘘だろマジでやる人いるのかよ……」。段々怖くなってきてすぐに岩から降りて下に戻ろうと思いました。すると3番目に登った友達が「みんな俺を置いて帰ったんかと思ったじゃん泣」と半泣きで言ってきました。僕は何で