「あのさ!あれだよ!あれ!」
と奴は言った。
「どれだよ!」俺は言い返した。

俺には全く分からなかった。
奴が指差してる先には踏切があった。

でもなんも変わり無い踏切だった。
「俺には見えるぜ!」ニヤニヤしてる

なんだか面倒くさくなったため、
「確かに見える!なんだあれ?」
つい言ってしまった。

友人は、
「冗談だろハハハ」

俺が
「冗談だよ…嘘だってわかってたよ笑」

奴は
「え?俺が見たのは」
「お前らが電車に跳ねられた姿だよハハハ」

俺は友人と共に電車に跳ねられた。

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