私が小学3年生の頃に体験した話です。
私は当時家でどこからか視線を感じることがよくありました。
それは私だけでなくて母も同じように視線を感じていたそうです。
そしてある日、私が寝室で父とテレビを見ているときです。
父が「これに水いれてこい」と空のペットボトルを私に押し付けてきました。
私はしぶしぶ水を入れにいこうとドアにてをかけたとき、すぐ横にクローゼットがあるのですが、いつも閉まっているはずのクローゼットは空いていました。
なぜがそのクローゼットが気になってよくよくみると、クローゼットの中にタンスがあるのですが、そのタンスの上に青い顔をしたおじさんの首がじっと私を見ていました。
私はパニックになって父に泣きつきました。
父は見間違いだと言いました。
私の見間違いとうことにしてわすれようとしたのですが、年に1度はなぜがふいにあのクローゼットのことを思いだしていました。
そして、中学3年生になったころ、私は、母にこのことを軽い気持ちで話してみました。
すると、母は青ざめた顔で私に言いました。
「あんたも見たの?」