これは、僕が8歳つまり小学校3年生の時に経験した出来事です。

たぶん放課後か昼休みだったと思いますが、僕の教室は2階にあります。

階段を上ろうとすると、担任が自分を呼ぶ声がしました。
上からです。

すぐに踊り場に上がり、「先生?」と振り向くと、

無人!!!!!!

半分震えながらも、教室に入ると先生がいました。

僕は、「先生、僕のこと、呼んだ?」と質問しましたが、先生は「呼んでないよ」と言いました。

完全に震え上がりました。
友人に話すと、「お化けだよ。」と言われました。

そのときは学校で怪談がとっても流行っていて、友人との唯一の話題は、お化けの話題でした。

あれは先生のドッキリなのか、幻聴なのか、それとも本当にお化けや妖怪の仕業なのか、今でもわかりません。

通常版で読む