初めまして。
これは、本当にあった話です。

私は実際に霊感は無く体験はしていないのですが、後から聞いたら話でゾッとした体験談です。

私は、福祉系の専攻でその履修過程で施設等の実習がありました。
実習先は様々で、私はある県の市内の方に実習先が決まり約一ヶ月程の実習が始まりました。実習先の配属に二人ずつ行くことになり、私は友達Aと一緒になりました。
実習期間が長いこともあり、大学が指定した実習先に近い民宿に宿泊することとなりました。
その民宿はまぁまぁ古く、その民宿にはよく土建のおじさん達が来るような所でした。しかし、民宿を経営している家族の方々は凄く親切で優しい方でした。
大学で実習中だと話たら、食べ物を差し入れでくれたりお風呂が共同だったので時間を調整してくれたりと色々お世話になりました。
ただ、気になっていたのがその民宿は二階建てで一階が食堂とお風呂で二階が畳の部屋になっているのですが、その二階が異様に薄暗く階段を上がるとすぐ正面に等身大が映る大きな鏡がありました。
そして、直ぐ右に手に横に長い鏡がありそれに沿って横長い4〜5個ぐらい蛇口がある洗面台がありました。左手には幾つかの畳の部屋がありました。
私たちは階段上がってすぐの部屋でしたが、凄く薄気味悪い感じでした。
そして何より各部屋に一つずつ小さい鏡が設置されていました。
今思うと何を意味しているのか分かりませんが、洗面台で歯磨きをしている時や廊下の通路を歩いている時に背後から何かの気配は感じていたので、常にAとともに行動していました。

無事に実習も何事も無く終わりました。
大学の講義で、実習を振り返るグループワークを行っている時に、ふと民宿の事が気になり同級生と話していたら、霊感のある男子がかっこ「その民宿何もなかった??」と怖い表情で尋ねた。
「どうゆう意味??」と私が言うと、「俺もその民宿実習の時に泊まったけど、やばかった…俺、実習終わって部屋戻って携帯で連れに電話してたんだけど、通話中に携帯の調子がおかしくなって画面が映らなくなったんだよ。電波が悪いのかと思って場所移動したりかけ直したりしたけど、全然ダメでしばらくしたら、変な声が聞こえて慌てて電話切った」と言っていた。
それに便乗するかのように先輩が「俺も、同じ事があった!実際に見えないけど部屋に人の気配を感じた、あの部屋には絶対何か居ると思った。民宿の直ぐ裏に墓地があるけど土地に何かあるの

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